Step1
石取りゲーム、ポン抜きゲーム、ポン抜きルールなどいろいろな呼ばれ方をしている簡単なゲームをご紹介します。 ここまで確認してきた事に加え、次のルールで遊びます。 「相手の石を先に取った方が勝ち」 とにかく先に一個でも相手の石を取れば勝ちです。 とってもシンプルでしょ。でも、やってみると結構面白いですよ。 私はこのゲームを「ポン碁」と呼んでいます。なぜなら、このゲームも立派な碁の一種だと思うからです。 では、実際に打つとどうなるか見てみましょう。 |
図1-16
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まずは超初心者の例です。 碁盤の右上にある [>] ボタンを押して下さい。一回押すごとに一手ずつ表示されます。 黒から打ち始めて、後は白・黒・白・黒・・・と交互に打ち進めます。 7手目で黒が白石を一個取って終了。 この勝負、黒の勝ちです。 |
図1-17![]() |
上図、黒5を打った時の状態です。 白2の石は黒1,3,5に囲まれて、残っている呼吸点が×印の一個になっています。 このように、呼吸点の数が残り一つになった状態をアタリといいます。 白は自分の石がアタリになっていることに、おそらく気付かなかったのでしょう。 |
図1-18![]() |
このゲームでは一個でも先に取られたら負けですから、アタリになったら兎にも角にも後先見ずに助けなければ話になりません。 と言うことで、白は6と打って逃げ出す必要がありました。 |
図1-19
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やり直しです。同じ失敗は繰り返さない。 白は6で逃げます。 黒は別の石をアタリにしました。 : : と、後は大乱戦。 途中で止めておきます。 |
練習用碁盤
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何も置いていない9路盤を用意しました。 盤面左上の[三]をクリックしメニューから Edit mode を選びます。 盤面の交点をクリックすると黒1から順番に石が置かれます。 [<]ボタンや[>]ボタンで戻ったり先に行ったりできます。 [l<]で盤面がきれいになります。 いろいろ試してみて下さい。 注)この画面はコンピューターとの対戦はできません。 どなたかと交互にクリックするか、練習用にお使い下さい。 |
如何でしょうか。簡単でしょ? お近くの誰でもつかまえてこのポン碁を教え込みましょう。 えっ? 周りに遊んでくれそうな人が一人も居ない? そうですか、それは残念です。ではしかたない、パソコンにポン碁の相手をさせましょう。 囲碁の総本山、日本棋院のサイトに囲碁学習・普及活動というページがあります。 そこから石取りゲームマシーンというフリーソフトをダウンロードできます。ただし残念ながら32bitマシン専用です。(このソフトの使用条件等はソフトに添付されているReadme.txtに従って下さい。) このソフト、一応子供向けの体裁をしていますが大人でも十分楽しめます。碁に接して間もないと言う方にとってはちょっと強すぎる位かもしれません。是非一度お試し下さい。 |
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